エネルギーは、体を動かすための大切な活動源で、キロカロリー(kcal)の単位で表されます。20代の女性では、1日に約2000kcalに相当する食べ物を食べ、2000kcalのエネルギーを使っているといわれています。
●エネルギー
発育を促進したり、肌の健康を維持したり、暗いところでも目が慣れて見えるようになる機能(視覚の暗順応)にかかわったり、のどや鼻などの粘膜に働いて細菌から体を守ったりと、たくさんの重要な役割に関係しています

●レチノール当量   (ビタミンA)

強力な抗酸化作用があり、活性酸素から身体を守る働きがあります。がん、心筋梗塞、脳卒中などの病気を予防することが期待されているビタミンです。また、血行をよくする働きにも注目されています。ビタミンEの量は、生理活性の最も強いα―トコフェノール当量(α―TE)で表されます。
●ビタミンE
(α-トコフェノール)
普段は血液が固まらないように、出血時には血液を固めるように、うまくバランスをとる働きをします。また、骨の健康維持に不可欠な栄養素です。骨にカルシウムをためるのを助け、骨からカルシウムが溶け出すのを抑えます。ビタミンKは骨そしょう症予防の治療薬としても認められています。
●ビタミンK
ビタミンB12とともに血液をつくる働きがあります。貧血を予防し、健全な発育のために不可欠なビタミンです。また、食べ物の中のたんぱく質が分解されて、再び体のたんぱく質になる時に必要なビタミンです。妊娠している女性が健康な赤ちゃんを生み、赤ちゃんが健全に発育するのに大きな影響を及ぼすことでも注目されています。
●葉酸
骨や歯などをつくっている栄養素です。大人の体には約1200g存在し、その99%は骨と歯に、残りの1%が血液などの体液や筋肉などの組織にあります。この1%のカルシウムが、出血を止めたり、神経の働きや筋肉運動など、生命の維持や活動に重要な役割をするため、カルシウムはいつも骨に蓄えられているともいえます。
●カルシウム
三大栄養素のひとつであり、生きていくうえで重要な栄養素といえます。体重の約1/5をしめ、血液や筋肉などの体をつくる主要な成分であるとともに、酵素やホルモンなどといった生命の維持に欠かせない多くの成分になります。また、飢餓や絶食の時にはエネルギー源としても使われます。
●たんぱく質
体内で1gあたり9kcalと三大栄養素のうち、最も高いエネルギーになります。脂質には体の中でつくれない必須脂肪酸が含まれており、体の細胞膜の成分やホルモンの材料になっています。不足すると発育の障害や皮膚炎の原因になったりします。さらに、脂質は油脂に溶けるビタミン(ビタミンA・D・E・Kなど)の吸収に役立っています。
●脂質
糖質は消化・吸収されて血液といっしょに全身をめぐり、体の中で1gあたり4kcalのエネルギーになります。特に脳では、血液中の糖質(ブドウ糖)だけがエネルギー源なので、極端に糖質が不足すると意識障害などがおこります。また同じエネルギー源でも脂質やたんぱく質と比べると、すばやく使えるという特長があります。
●炭水化物